こんにちは。
自己紹介記事で、「凪良ゆう先生が好きです」なんて宣言しておきながら
雨降りvega」の感想記事を書いたきり、まったく書いていないことに気づきました・・・!

おススメ作品いっぱいあるので、しばらく「凪良先生フェア」を勝手に開催します(笑)

今日はこちら。

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①あらすじ


季節が夏に向かうとある日、日永望は街中で高校時代のクラスメイト、勢田春人を偶然見かけた。
声をかけた瞬間、勢田は歩道橋から落下し、なんと記憶を失ってしまう。
そんな勢田を日永は自分のマンションへ引き取るが、なぜか彼の過去を説明しようとしない。
実は日永には、勢田をストーカーしたという過去があったのだ。
歪んだ過去を封印したまま、二人の奇妙な同居生活が始まるが・・・。


②属性


同級生、再会モノ、健気攻め、泣ける、切ない

 

③感想(ネタバレ有り)


攻めの気持ちが痛くて泣ける…………。

この本、私はすっごく好きですが、受け付けられない人もいるだろうなと思います。

というのも、あらすじにある通り、日永(攻め)の行動が人としてNGだから。
過去のストーカーは置いといても、
記憶のなくした春人(受け)に嘘をついて自分の家に住まわせるなんて、絶対しちゃだめだと思うし、
また中盤、気持ちを押さえられなくなって、無理矢理春人を抱いたりもします。

個人的なことですが、私自身、過去にストーカーにあった経験もあるので、
どれだけ好きでも、相手の意思に反したことには、なかなか共感できません。
「イケメンならOK」なんてのも思いません。

でも、この本は好きです。
なぜなら、ハッピーエンドのBLだという大前提がもちろんありますし、
終始攻め視点なので、春人と同じく、そのあまりにも切実で一途な思いにほだされたというのもあります。
でも一番は、物語の終盤、日永が自分自身の意思で、
「春人に真実を話し、開放しなくてはいけない」と気付いてくれたからかなと思います。
とにかくずっと最後まで押せ押せモードだったら、共感できずに終わっただろうなと。

なので、日永が春人にしてきた行動は決して許されることではありませんが、
「地雷」に触れるほどではなく、むしろBLとしての萌えや切なさに気持ちを持っていかれた感じです。

物語全体を通して、とにかく日永が春人のことを好きすぎて、こっちまでつらくなり切なくて、泣けました・・・。
前半、日永は自分のしていることがいけないことだと思いながらも、
そうでもしないと春人が自分の近くにいてくれることなんてないからと、二人きりの生活を守ろうとします。
それでも、少しずつ日永が外との交流を持ち始める中で、
いつか記憶が戻って自分の前からいなくなってしまうんじゃないかという不安が常につきまとい、その焦燥にかられる姿には、こちらまでつらくなりました。

一方で、日永は春人が全てではあるけれど、自分という檻の中に閉じ込めるのは本意ではなく、
ただただ春人を幸せにしたいとも思っています。
なので、衝動を抑えきれず、春人を抱いてしまった後しばらくして、
自分と同じ空間にいるのがつらそうな春人を察して、
用事があると嘘をついて無理やり外出して、春人が家で落ち着けるようにしてあげたりするのを見ると、
「手段は良くないけど、本当に春人のことが好きなんだなあ」と、
その切実な思いにキュンときたりもしました。

あと、あくまで凪良先生基準ですが、Hシーンがエロい。
とにかく攻めが受けを好きすぎるので、それが駄々漏れで、なんだかやらしく感じました。
そのあたりは萌えポイント。

始まりはよくありませんが、春人が少しずつ日永にほだされ、両想いになっていくところを見ていると、
とにかく日永が幸せそうでこちらも嬉しくなりました。

天真爛漫に見えた春人にも、実は大きな孤独があって、
これからお互い足りないものを補い合える関係になってほしいなと思います。

記事の前半に書いたような内容が気にならなければ、ぜひ読んでほしい1冊です。

 

④電子取り扱いサイト


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