こんにちは。

前回記事の「マイベストBL2018 漫画篇」に続いて、今回は小説篇を。
普段は漫画より小説派なんですが、
新旧問わず気に入りそうなものを手当たり次第読んでいるので、
いざ振り返ってみると、今年発売されたものはあんまり読んでなくて…。

という前提なのですが、それでも頑張ってしぼりました!!

ご参考になれば嬉しいです。

※軽くネタバレをしているのでご注意ください。


↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓


●心を半分残したままでいる 全3巻 (砂原糖子)




「どんなときもきっと、僕はおまえに-----君に恋をする」

 

何度も記憶喪失を繰り返してしまう受けと、何度忘れられても一途に想い続ける攻めのお話。
3巻もあるので、二人の出会いや惹かれ合うに至った経緯、
自らが誰か分からない不安や恐怖を抱える受けの気持ちや、
相手の幸せの為に自分の幸せを犠牲にしようとする攻めの健気さ、
そして何度忘れても、忘れられてもまた恋をする気持ち。
それらが本当に丁寧に描かれていて、最高でした。
現在(1巻)→過去(2巻)→現在(3巻)と進む構成もまた素晴らしく。
2巻を読んでからもう一度1巻を読み直すと、何気なく通り過ぎていたシーンがめちゃくちゃ切なくて泣けたり、
色んな伏線が散りばめられていて、何度も何度も読み直しています。
タイトルの回収の仕方もさすが。
文字通り、今年のマイベストBLです。


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●セキュリティ・ブランケット上下巻 (凪良ゆう)




「あなたに、そばに、いてほしい。」


4人の視点で話が進む、というBLとしては珍しいスタイル。
凪良先生の中でずっとあたためていたお話だったそうで、その気合いが感じる素晴らしいお話でした。
家族愛、友情、片想いなど、色んな形の相手を思う気持ちがあって、そのどれもが切実で共感できました。
結ばれるカップルが初めから明確に提示されているBLが多い中で、このお話は最後まで話がどのように展開されていくのか読めない部分もあり、ハラハラしながら読み進めました。
最終的に当て馬と呼ばれるポジションに落ち着くキャラの視点もたくさん描かれているので、当て馬が当て馬で終わらないというか、一人一人が生き生きしています。
私は、学生時代からの親友・サヤに片想いをしながらも、ずっとずっと告げられずにいる鼎がとても好きでした。
こういう健気さやいじらしさ、ほんと大好物です。
続編希望。


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●ふったらどしゃぶり~When it rains, it pours~ 完全版 (一穂ミチ)




「俺、半井さんとセックスしたいです。」

同棲する恋人がいながらその恋人にセックスを拒まれ続ける一顕と、
一緒に暮らす同性の親友に思いを寄せている整のお話。
それぞれ境遇は違えど満たされない気持ちを燻らせている、つながるはずのなかった二人が、
メールの誤送信を通して、少しずつ、時に衝動的に交わり、恋にしていくお話です。
大好きなお話なんですけど、好きすぎてこの本の良さを簡潔に伝えられないので、諦めます(笑)
ただ、一顕はめちゃくちゃカッコいいし、整もちょっと独特で、でも健気だし大好きなふたりです。
一線を超えるシーンと、その翌日も帰らずもう一度身体を重ねるシーンはとてもドキドキしました。
ちなみにこちらは、2013年に発売された作品が、加筆修正を経て再発売されたもの。
旧版を読んでいる方にも是非読んでいただきたいです。
丸ごと追加されているシーンもあれば、元々あったシーンに台詞が少し追加されていたり。
加筆部分はそこまで多くないのですが、とても満足です。
特に、一顕と整がはじめて身体を結んだシーンと、整の想い人でもる和章が整に過去を語るシーンの加筆部分、それぞれたった二行ほどなのですが、二人のこれまでの苦しみがすごく伝わってきて良かったです。


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●メロウレイン (一穂ミチ)

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「別の人間と比べようがないし、証明もできないけど、
それでも思ってるよ。
こんなに好きになったことないよ。」

上記の「ふったらどしゃぶり」のその後の二人を描いた同人誌の総集編。
単行本派なので、このような形で出版していただけるのは本当にありがたいです。
身体が先行した二人が、色んな出来事をとおして改めてお互いに恋をしていく様子が収録されています。
残業中に職場でこっそりイチャイチャしたり、
携帯を盗み見てしまったり。
勢いで出かける初めての旅行や家族とのエピソードもあります。
また、初めて迎える一顕の誕生日、整がホテルのルームナンバーを傘の柄にこそっと書いて渡し、ひとりでひっそり部屋で待つ『秋雨前線』が好きでした。
一顕は整に対して、どこか掴み所がない魔性みを感じているようですが、このエピソードを見ると、なんといじらしいことか。
一顕が好きで好きで堪らない、等身大の男性がそこにいます。
今のところ紙本しかありませんが、ボリュームたっぷりなので、ぜひ堪能してほしいです。
扉絵もめちゃくちゃカッコいい二人が見れます。


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●COLD THE FINAL (木原音瀬)




「俺は息が止まる瞬間まで、いいや、その後も永遠に正彦だけを愛するよ」


COLD シリーズの同人誌総集編。
いやぁー感動しました。最高の一言です。
このシリーズは、秋沢×正彦、透×藤島の2CPありますがメインは秋沢×正彦の方。
同人誌集といっても、この話がなければ完結とは言えないぐらいの濃い内容です。
本編での秋沢の、BLの攻めとは思えないほどのクズっぷりには本当に胸糞悪い気持ちがしましたが(笑)、
よくぞここまで成長したな・・・と。
秋沢を受け止め、ゆるし、愛した正彦の強さにはただただ脱帽です。
ちなみに、私は圧倒的に透×藤島派です。
ボリュームは少ないながら本編後の二人の甘い様子が描かれていてとてもキュンとしました。
本編から一変、透が本当に甘くて、
「酔っぱらってるあんたはエロくていい」のセリフには思わずにやけが止まらず。
透×藤島の部分だけを目当てに読んでも、十分満足度が高いと思います。


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●タフEXTRA (岩本薫)




「響……大好き」

タフシリーズの同人誌集。
私は本編も今年初めて読み、EXTRAまで一気読みしました。
強面刑事・神蔵響と美人トラブルメーカー・平間シンゴの再会もの。
EXTRAでは二人のその後の甘々な日々や、本編のエピソードの合間の小話が描かれ、相変わらずシンゴはトラブルメーカーだし、響の気苦労は絶えません。同情。
でもですね、シンゴが死ぬほど可愛い。
相手の誕生日に、自分にリボンをくくりつけてプレゼントするなんていう、
なんともベタな演出が、全く嫌味なくただただ可愛い受けがこの世に存在するなんて。
ごちそうさまです。
最高の番外編集でした。


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●春淫狩り (高月紅葉)




「ローレンス。君はスミレの花のようだ。……俺の、フローラ」


甘い!!笑

パブリックスクールモノです。

どうしてこれが本家にランクインしていないのか本当に不思議。

上流階級同士の両片思いモノで、表紙はエロさ満載ですが、内容はとても純粋なお話だと思います。

気高くて、少し強気で、健気な美人受けって良いですねぇ…(しみじみ)

何度もこのブログで繰り返し言ってますが、

両想いの二人がすれ違ったままえっちするというシチュがとんでもなく性癖でして、この話はそういう点でも激ささりしました。



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●情熱のきざし (遠野春日)




「・・・・・・ずっと、二人で生きていけたらいい、他には何もいらないと思っていました。」


情熱シリーズ最新作。
とにかく大好きなシリーズでして、すでにこちらでスピンオフ含め13作目なのですが、
全くマンネリにならないのが本当にすごい。
その要因は、受けの佳人の成長につきるのではないかと思います。
長くヤクザの愛人をさせられていた佳人ですが、中身はすごく男らしいなぁと思います。
遥の庇護下でぬくぬくと過ごしてしていられるのに、それでも自分の力で新しい楽しみを見つけたり、遥を幸せにしたいと思っているところがすごく好きです。
そしてそんな佳人を見守る遥も最高にスパダリで、甘いシーンも毎巻より良く、萌えさせてくれます。
今回の最後でまた新たな環境をつくることになった二人の今後がとても楽しみです。


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