昨日は、とても楽しみにしていた、朗読劇「てだれもんら-夜伽の庭-」に行ってきました!!!
もうすっごーーーーーーーーーーーーく良くて、
しょっぱなから感激で涙出そうになって、
なんだったら今も思い出しながら涙が出そうなんですけど…
この感動を残すために、つらつらと感想残します。
中野先生にもお手紙書かなきゃ!!


①「てだれもんら」ってどんなお話???






原作は、月刊コミックビームで連載中・中野シズカ先生の同名タイトル「てだれもんら」です。
小料理割烹で働く元ヤンの板前トオルと、「厄介」な庭の手入れを専門とする寡黙な庭師・明が主人公。
週末には明の家で晩酌を楽しむ関係の二人。
そこで出てくるトオルのちょちょっと作る料理がもう美味しいそうで・・・!めちゃくちゃ飯テロ。
スーパーの売れ残り見切り品や、頂き物で作る料理なのですが、
盛り付けや、扱う食材が珍しくって見てるととても楽しい。
「あ、なんだただの飯テロ漫画?」と思った方!!!
いやいやそれだけではなくて・・・
この元ヤン・トオルは密かに明に想いを寄せていて・・・その挙動がいちいち可愛い!
「あ、じゃあ飯テロ系BLなんだ?」と思った方!!
いやいやそれだけじゃなくて・・・明が実はただの庭師じゃなくてという、謎もあり・・・。
しかもそれにトオルは気づいていなくて・・・と
ただのほんわかしたお話かと思いきや、実は一ひねりも二ひねりもあって、という原作。
絵も独特で、今風(?)な派手な絵柄ではないんですけど、その素朴な感じが味があってすごく好きです。



②朗読劇の感想


まず・・・キャストが神・・・!!!
今回の朗読劇は、23日(土)・24日(日)と2日間ありまして、それぞれでキャストが異なっていました。

23日:土岐隼一さん(星野トオル 役)、市川太一さん(鷹木明 役)、菊池勇成さん、井上雄貴さん
24日:河西健吾さん(星野トオル 役)、熊谷健太郎さん(鷹木明 役)、木島隆一さん、井上宝さん

予めラジオ放送があり、それぞれのキャストの音声を聞くことができまして。




どちらも良かったですが、私は24日組のほうがイメージに合っていたので24日のチケットを取りました。
めちゃ豪華だな~と思ったのですが、実際演技を目の前にすると言葉を失いました・・・。
トオルがいる!!明がいる!!!!!としか言えないぐらいぴったりで。


まずね、冒頭舞台が暗くなって二人だけが出てきて。

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トオル「明・・あきら・・・・あきらがどんなやつでもいいから・・・だから・・・(弱弱しく)」

明「大丈夫、大丈夫だトオル。なにがあっても、俺がトオルを守るから。だから大丈夫・・・(ウィスパー声)」

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という台詞が・・・。

え??????????????
あれ??????????????
こんなセリフ原作にあったっけ????????????????
と、頭の中を?マークが飛び交い、そして、二人のいきなりの熱演に涙が・・(リアルに出ましたw)
いや、だって第一声がこんな感情がこもりまくった声で、心臓に悪すぎました。
そして原作は、そんなにBL色が強くないので(というかBLじゃないし)、なんがびっくりしちゃって。
一瞬フリーズして、どうやらこれはオリジナル部分なんだな、クライマックスでこういうシーンがやってくるんだな、とようやく理解。

そして、この台詞のあとは、舞台が明るくなり、原作通りに進行。
内容は、1話~3話で半分、その後オリジナルストーリーで計1時間半ぐらいでした。

冒頭の割烹での掛け合いは、想像より低め、元ヤン色強めの厳しい先輩トーン。
だけど、明から着信があり、電話を出た途端一気に声が恋する男の子!!
その変わりように、会場でも笑いが起きてました。(私も笑っちゃった)

そして感動したのが、声優さんたちの細かな動き。
朗読劇なので、ただ台本を読むだけなのかなと思っていたのですが違いました。
例えば携帯で会話するシーンでは、手に携帯を持った風で耳にあてていたり、
ラジオ体操するシーンは、台詞読みながら肩を動かしていたり、
キャストが3か所に分かれて座っていたのですが、掛け合いのシーンでは、そちらの方を向いて話していたり。

一般的な朗読劇がどんな感じで進むのかは分かりませんが、
以前行った朗読劇は、ただ読み上げるのみの形式だったので新鮮でした。


特に、明がお客さんからもらった松露を片手に、トオルに電話するシーン。
このシーンは、完全に明視点なので、台詞も明のみ、スポットライトも明にしか当たってないのですが、
暗い陰の中でトオル役の河西さんが電話をしている動作をしてくれていたりして、
そういった細かいところも良かったです。
照明もすごく凝っていて、聴覚だけでなく視覚でも楽しめる時間でした。

あと、公演後のキャストトークの時に、
両日参加されているキャストさんが、「河西・熊谷組は前日と比べて大人な雰囲気で解釈も色々練ってきてるんだなと思った」とおっしゃっていて。
確かに、Youtubeでの音声を聞いていても、同じキャラとは思えないほど23日組とは全然雰囲気が違ってて。
それぞれに良さがあるんですけど、私は特に河西さんのトオルがすごくハマりました。
明を目の前にしたときに心の中の舞い上がり感や、
態度には出せない、だけど絶妙な掛け合いの間から伝わってくるものがあり。
プロってすごいなぁと月並みですが思いつつ、全神経集中させて聞いてました。

あと、明役の熊谷さんがすっごく美味しそうにご飯を食べるの!!!
原作のあの美味しそうな絵が、朗読劇では当然ないので、そのあたりの飯テロを
どうやって補完するのかなと思っていたのですが、声優さんの演技凄い!!
彼らの手元に見える!!!!
菜の花の辛子味噌和えが!
手羽中の柚子胡椒和えが!!!
もぐもぐ、ごくり。文字にするとそれだけなんですけど、
あぁ~美味しそうだな~って、私もごくりとしちゃいました。

そしてストーリーについて。
1話~3話はほぼほぼ原作通りだったので、オリジナルストーリーについて。
これね・・・さらっとオリジナルストーリーってなってるけど、
原作1巻の最後のシーンにもつながると思います。
ざっくりというと、悪い怪に乗っ取られた客から、トオルが働く「薫風」に仕出し弁当の注文があり、
そこに出向いたトオルが襲われそうになっているところを明が助けに来て・・・というお話。
ここでトオルは、明が悪い怪をおさめるところを目撃してしまうんです。
これまでも、「明はただの庭師ではないんじゃないか」と疑念を持っていたトオル。
何が目の前で起きているか分からないながらも、その疑いを強めます。
そうして、冒頭のシーンにうつるわけです。


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トオル「明・・あきら・・・・あきらがどんなやつでもいいから・・・だから・・・(弱弱しく)」

明「大丈夫、大丈夫だトオル。なにがあっても、俺がトオルを守るから。だから大丈夫・・・(ウィスパー声)」

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この台詞のあと、明はトオルの頭からこの時の記憶を消してしまいます。
そしてそのまま眠ってしまったトオルを家に連れて帰り、
朝になって、二人で仲良く朝ご飯を食べるところでエンディング。

原作1巻では意味深な感じで終わってしますが、
やっぱり記憶消してたのかね・・という感じで、こうしてつながるのかなと思いました。
原作の時点でえっえっと思っていたことが・・・うん・・・。
誰かによって記憶は消されてるんだろうなという感じで終わってましたが、
明自身の手で記憶を消したかどうかって個人的には結構大事で。

あと、少し意外だったのが、明⇒トオルの感情。
私、原作読んだ感じだと、明⇒トオルはそんなに気持ちは見えてこないなーと思ってたんです。
普通に友人としての付き合いに見えて。(実際はそうじゃないんだよね??と思いつつ)
だけど、朗読劇の「俺がトオルを守るから」という台詞は完全に友情を越えたふかーい愛情がこもっていたので、
明がトオルに対してここまで気持ちを深めることになった過去には何があったんだろう・・・と、
1巻の続きがますます気になりました。

なんかまだ語りたいことの2割ぐらいしか話せてないんですけど・・・
既にめちゃくちゃ長くなってしまったので最後に一つ。


トオルが歌う主題歌、
音源化してくれーーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!

・・・爽やかな恋愛ソングで、ビビるほど良かったです。


ではではこの辺で。