こんにちは。
先月発売された、あがた先生の新刊を。
表題作を含め、3つのお話が収録されています。


★23時のタイムシフト (あがた愛)
 ※購入サイト⇒「BookLive!」「Renta!」「コミックシーモア

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さくらの評価:★★★★★


『23時のタイムシフト』・・・・・・・・・・・同級生モノ
『夢見る少女じゃいられない』・・・・・幼馴染モノ&年下攻め&女装
『不等辺三角形の定理』・・・・・・・・・3Pモノ


うーん・・・エロい・・・!(笑)
私は、BL漫画のレーベルに全然詳しくないのですが、
このお話が掲載されていた『麗人』というのが、かなりハードなレーベルらしいですね。

エロいなぁ思っていた、『僕は君のいいなり』よりも更に生々しくエロい気がしました。

でも!あがた先生って、ただエロいだけじゃないのがすごいんですよねぇ。
それぞれ短編なのに、起承転結・オチがちゃんとしていて、面白かったです。

それでは、ネタバレOKな方はこちらから。

↓↓↓




【23時のタイムシフト】
ゲイの智春は毎週金曜日の23時に、『トモ』というハンドルネームで、顔を隠してアダルト動画を配信しています。
誰にも言えない欲求を、ネットで発散している智春でしたが、
動画のユーザーであるクラスメイトの佐久間に、そのことがバレてしまい---というお話。

・・・いつも小説の感想記事で、なっがいあらすじを書いてますが、このお話は本当にそれだけのお話(笑)
でも、佐久間が『トモ=智春』だと確証する決め手のほくろが萌えたり、
面白がって興味を持ったように見えて、実は佐久間は智春のことが本気で好きだったり。
そういうところが良い◎

最後に、佐久間が智春を好きになったきっかけを描いたショートストーリーがあるのですが、
意外と純情なきっかけでちょっと可愛らしかったです。

エロは2回。といっても1回目は指だけですが。十分エロいです。


【夢見る少女じゃいられない】
高校生の翔央は、年下の幼馴染の拓真に恋情を抱いています。
小学校の学芸会のときにじゃんけんで負けて女装をした際、拓真から「かわいい」と言われたことが今でも忘れられない翔央。
その時以来、拓真の前で密かに女性ものの下着を着けている自分に満足するのを止められずにいます。
とはいえ、常に女友達に囲まれている拓真に自分の気持ちを打ち明けるつもりは毛頭ありません。
毎日、ネクタイを結ぶのが苦手な拓真に、きちんと締めなおしてあげるだけの些細な接触で満足をしています。

しかしある日、翔央がクラスメイトの女の子にネクタイを締めてもらているのを見て、胸が苦しくなり、
「こんな気持ち捨ててしまいたい・・・!」と距離を置こうとします。
そんな翔央に、「教科書を貸してほしい」と拓真が家を訪ねてきて---というお話。

エロいけど甘酸っぱい~。
私、女装ものって地雷に近くて・・・例えば安西リカさんの『人魚姫のハイヒール』とかも苦手なんですけど、これは平気でした。
ただ女装がしたいわけではなくて、拓真から言われた「かわいい」という台詞があったから、拓真にかわいいと思われたいから、というあくまで拓真起点ということで、気にならなかったです。
むしろ、あがたさんの描く男性×女性下着がエロくて萌えてしまった・・・。

短いながらも、切なさやキュンがあり、すごく上手くまとまっています。
話の最後、拓真のある台詞で終わるのですが、その感じも好きでした。
(事後にそれする必要あるか?と思わなくもなかったですが笑)

3編の中でこれが一番好きかも。
っていうのが、感想の長さにも表れていますね・・・(汗)
分かりやすすぎ。


【不等辺三角形の定理】
レンタルビデオ店でアルバイトをしている小野瀬は、ゲイビデオをレンタルする若い男性を接客します。
やたらと赤い顔をしている客に違和感を覚えながらも、「罰ゲームかな?」程度に思い、接客する小野瀬。
しかしアルバイトからの帰り道、その客に遭遇し、具合の悪そうな彼を家まで送り届けます。

送り届けた先には同居人らしき人がいて、送り届けてくれたお礼にと、半ば無理やり迎え入れられる小野瀬。
「体調が悪そうなら、服を脱がしてあげて欲しい」という同居人に従い、
具合の悪い彼の服を脱がそうとすると、彼の尻にはバイブが埋め込まれていて---というお話。


これは2番目に面白かったです。&これもエロかった~。
3Pモノです。
深く考えず、さら~と読んでいたら、最後「おっ、そういうことね」というネタもあり、
読後の満足感が高かったです。
これは続きが読みたい!
あがた先生のtwitterを見ていると、いつか続編あるかも…とおっしゃっていたので、楽しみです。



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私は、短編より長編派ですが、短編には短編の良さがあるとは思っていて、
面白い短編は、「もうちょっと続きが見たい…」と思わせるような絶妙な余韻を残してくれる作品が多いと思うんです。

その点、3編とも(特に後半2編)は、続きが読みたくなる感じでまとめられていて、
すごく良いなあと思いました。

それではこの辺で。


★23時のタイムシフト (あがた愛)
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