こんにちは。
今日は、きたざわさんのシリーズものを。


★鍵のかたち (きたざわ尋子)
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さくらの評価:★★★★★

才能ある建築士×建築士を目指す高校生のカップリングです。

以前に記事にした「重ねる指先」と並んで好きな作品。
こちらも再会モノ。
再会モノって何でこんなに萌えるんですかねぇ。
高スペック攻めと健気受けという、きたざわ作品の超テンプレですが、
こういうのにどうしても弱い私。

攻め様の幼馴染みとして女性が出てくるのですが、
BLでよくあるような当て馬的ポジションではなかったのが良かったです◎

それでは、ネタバレOKな方は↓↓↓から。



有賀雅人は、偉大な建築士である有賀久郎を父に持つ二十六歳。
周囲の期待や羨望にうんざりしながらも、自らも建築士としての道を歩む雅人には、癒しの存在がいます。

それは、通勤電車で乗り合わせて出会った高校三年生の北実浩。
飾り気はないものの、清楚で可憐な見た目の実浩と、ひょんなことがきっかけで話すことになった雅人は、
実浩が建築士を目指していることもあり、時々電車の外でも会うようになります。

一方で家庭環境に恵まれない実浩も、雅人との時間に癒しを感じていて、
尊敬する建築士である雅人との交流に心を躍らせています。

純粋な実浩に心惹かれて告白した雅人を、実浩が受け入れたことで交際が始まり、甘い時間を過ごす二人。

しかし、雅人の父である久郎が、二人の関係を知ってしまったために、
雅人の知らないところで、実浩は雅人と別れることを要求されます。

今後の雅人のキャリアにとって貴重な海外での仕事を、雅人が実浩を理由に断っていることを久郎から知らされ、動揺する実浩。
一度は久郎側の申し出を断った実浩でしたが、自分の存在が雅人の将来に悪影響を与えるかもしれないことや、
いつか雅人が心変わりをしたときに、自分とのことを後悔するのではないかという不安に襲われ、
最終的に実浩は、雅人に「あなたに飽きた」と嘘をつき、身を引きます。

失意の雅人は海外の仕事を引き受け、二人の関係は終わりを迎えます。

そうして4年後、大学生になった実浩が建築士を目指し、建築事務所でアルバイトをしているところに時間がうつります。
雑誌で雅人の活躍を知り、自分の決断は正しかったのだと思いつつ、
雅人への気持ちを割り切れないでいる実浩。

もう二度と会うこともないと思っていた実浩でしたが、
アルバイト先の事務所に出入りしている営業の女性が、雅人の幼馴染であったことから、
もう一度会いたいという雅人の望みを叶えるかたちで、再会することになります。

ホテルのバーに連れられ、会話をする二人。
雅人の意図が掴めないながらも、再び会えたことを嬉しく思う実浩でしたが、
自ら切り出した別れの経緯を思うと、その気持ちを表に出すことはできず、
「恨みに思っているなら何をしてもいいから、会うのは最後にしましょう」と伝えます。

すると、「なんでもするんだろう」と無理やりホテルの部屋に連れ込み、実浩の身体を要求する雅人。
これで雅人の気が収まるなら・・・と、それから毎週金曜日の夜に呼び出されて、
抱かれる日々が続き-----という展開。

この、再会して抱かれることになるシーンがまた萌えるんですよ・・・!


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もがく身体を押さえられ、唇をさらに深く貪られた。

抵抗しなくてはという気持ちが急速に萎えていく。

飢えたような、乱暴で容赦のないキスだ。きつく抱きしめ、顎を掴んだまま、下で口腔を侵している。

だが実浩は歓喜している自分を否定出来なかった。

再び雅人の腕に抱かれて、キスをしているという事実に、心も身体も溶けていってしまいそうになる。なけなしの抵抗は、ほとんど意味を成していなかった。

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前にも何かの記事で書きましたが、
想い合っている二人が何らかの理由ですれ違って、攻めが受けを無理やりモノにする・・・的な展開が大好物な私。
なので、とっても萌えました。

この後二人は誤解をといて結ばれるわけですが、
ここで、いくつかの小物がいい役割をしてくれていて。

実浩と雅人には、かつて付き合っていたときに、
「いつかこんな家に住みたい」と二人で話し合っていた理想の家のかたちがあって、
実浩は、「もう実際にかなうことはないからせめて」という気持ちで模型を作っていたり、
またその家の寝室には、誰も見ていないからとベッドを一つしか置かなかったり。
なかなか健気な受け様なのですが、最終的には雅人がこの模型を見て、別れの時の話は実浩の悲しい嘘だったのだと気づく訳で、やはり健気受けは素晴らしい。

あと、きたざわさんの作品に出てくる受けって、
自立したタイプの受けが少ないような気がしていて(すみません、私の思い込みかも・・・)
その点、社会人になってからの実浩はきちんと地に足ついた感じがいいなあと思いました。

雅人も、4年前に海外の仕事を渋ったのは、何も実浩と離れたくないからだけではなくて、
自分のやりたい仕事の方向性ではなかったからという理由がきちんとあって。
そういうところがきちんとしてるなと思って共感できました。

めでたくこの巻で結ばれる二人ですが、「鍵のありか」という続編も発売されています。
これも結構良くて。
いい感じにすれ違ってます(笑)
スピンオフの「部屋シリーズ」も面白くて、シリーズ全体で楽しめます。

あ、それとドラマCD化もされていますね。
雅人役が小西克幸さん、実浩役が鈴村健一さん。
どちらも役のイメージピッタリでした。
やはり小西さんは上手いなぁ~。

それではこの辺で。


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