こんにちは。
今日は、今年のBLアワードで1位になった漫画を。

……今更感がありますが(汗)


★「Life 線上の僕ら」
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さくらの評価:★★★★★

同級生同士のカップル

文句なしの★5ですねー。
2人の一生を書ききっている、という点でBLらしくなく、
でも素晴らしい、と評価がとても高い1冊。

1冊に、高校生での出会いから、死ぬまで描かれていくので、
一つ一つのエピソードはシンプルに描かれ、トントンと話は進むのですが、
どのエピソードも過不足なく素晴らしく、
短い中に、二人の愛や切なさ、楽しさが目一杯描かれています。


それではネタバレOKな方は、↓↓から。




【あらすじ】□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□□■□■□■□■□

下校途中の一人遊び「白線ゲーム」で偶然出会った生真面目な伊東と無邪気な西。
恋に落ち、「白線の上だけの逢瀬」にもどかしさを覚えた伊東は咄嗟に西へキスしてしまって…
高校生からファイ学生、そして大人へ--
変わらない想いと、変わりゆく現実の狭間で愛に翻弄された二人の男の人生を描いた感動の話題作。

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感動したー!
BLでここまで感動するとは…という感じ。

BLの多くが、主人公二人の出会いから付き合うまでの過程をメインに描き、
結ばれて幸せになったところで終わるものが多いのに対して、
この本は、二人が出会い、惹かれ合い、付き合って、そしてその後いろんな出来事を経て、一生を添い遂げる様子が描かれています。

“色んな出来事”の間には、20代での別れのシーンも。
このシーンは本当に切なかった・・・。

攻めの伊東が、未来の見えない男同士の関係に息詰まりを感じる様子、
そして、まるで西に飽きたような態度・エピソードが描かれ、ついに別れを切り出すところが描かれます。
この別れの様子は、真面目で融通が利かないな伊東と、
無邪気で自分の決めたことなら一直線に進んでいける西の性格がすごく表れているなと思いました。


伊東への腹立ちは生まれるのですが、そういったずるい部分、弱い部分は人間らしく、
憎み切れないところもあり、だからこそ切なく、複雑な気持ちになります。
そして別れを切り出され、二人の道が途切れてしまったことに涙する西の姿が悲しくて・・・。

また、伊東も決して西に飽きたりしてわけではなく、
むしろ西のことを愛しすぎるあまり、いつか西の気持ちが離れてしまうことに恐怖を感じ、
西への気持ちに蓋をしてしまってたんですよね。

西と別れてから数年後、公園で一人、伊東が自らの気持ちを回想するシーンで涙・・・。


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あの日、あの朝日の中で、彼を愛しすぎていると気付いた

お互い歳を重ねて、世間的な価値観に塗れ、やがて二人の目線がずれていく

そうして彼が俺より大事なものを見つけ、離れていくことがあったなら

俺は俺でいられない

あの時それに気付いて、心に蓋をした

これ以上、深く愛してはいけないと

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そういうことだったのね・・・伊東・・・という感じでした。

その後、伊東はある女性との結婚を経て、それでも西のことが忘れられずに離婚。
西といつか一緒に行こうと約束した場所で、二人は劇的な再会を果たします。

別れていた間は、伊東の視点がメインで描かれるので、伊東の苦しかった気持ちは十分過ぎるほど分かっていたのですが、
西がこの時流した大粒の涙が、別れていた間の西の苦しさを物語っていて、
一緒に涙が止まりませんでした・・・。

「あっさり西に許してもらって、伊東ずるいぞ!」とも思うのですが、
西が伊東を許すなら、読者はなにも言えませんね。

そして、二人を死が分かつまで。
はじめに天国に行くのは伊東。
寂しがり屋の弱い伊東ですからね、良かったと思います。

そしてその12年後に西が天国へ。
この12年間を思うと少し寂しいですが、
二人が出会った高校生の時の姿で天国で再会していた様子が、
すごく爽やかな終わり方でよかったなーと思いました。


ドラマCD化もされていて、伊東役が新垣樽助さん、西役が興津和幸という神キャスト役・・・!
最高!!!
ぜひドラマCDの方も聴いていただきたいです。

「Life 線上の僕ら」 
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それではこの辺で。


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